Home » 施設 » 老健での【タイコウ】のお話

初任者研修 ― 突然の「介護」に必須の備えです

先日、私の知人で95歳になるおばあさんが、自宅で転倒し骨折されました。
ひとり暮らしをしておられる方で、色々事情があって、結局「介護老人保健施設」(以下老健)に入所することになったのですが…

今日はそのときに私が感じた「介護の知識をあらかじめ持っておくのは大切だなぁ」というお話をさせていただきたいと思います。

まず始めに、突然入所することになった「老健」って何?ということです。

このブログを読んでおられる方はもうご存知だと思いますが、簡単に言えば「老健」というのは、病院での治療は必要なくなっているものの、自宅などに帰れるほどまでは回復していない方のリハビリテーションなどを行うための入所施設です。

基本的には3か月とか6か月とか老健で暮らしながらリハビリをして、自宅などに帰ることを目指すわけです。

介護職員はもちろん、医師や看護師、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といったリハビリテーションの専門家もいますので、安心して生活しながらリハビリを行えます。

ということを、私は知っているのですが、そういう説明をされている間中、私以外の同席者はご本人も含めて「???」となっておりました。

これから一体どんなところに行くのか?
そこで何をするのか全く分からないまま、手続きをしなければいけない状況になっていました。
(もちろんその後、きちんと説明させていただきましたが)

さて、そしていよいよ「老健」に入所です。
必要な持ち物を伝えられました。

「夜中に【タイコウ】をしますから、薄いクッションをひとつ持ってきていただきたいのですが」

タイコウ…介護職員の方ならすぐにわかる言葉ですね。

体交、つまり「体位交換」のことで、
自分で寝返りができない方の、身体の向きを変えて差し上げる介助のことです。

骨折箇所の痛みでまだ自分で動けないので、夜中に体位交換が必要で、クッションが必要ということだそうです。

意味が分かればだいたいどんなクッションをもっていけばいいのか分かりますが、知らないと「何のための物なんだろう???」と悩みますよね。
大きさや厚さも考えないといけないですしね。
結局今回は薄い座布団でOKでした。

こういう介護保険サービスを利用する状況が、突然自分の身近に起きたとき、
ただでさえ不安な状況の中、これまで聞いたこともなかった言葉が飛び交うときにも
少しでも安心して状況に対処するために、介護の知識をあらかじめ勉強しておくことの大切さを感じました。

介護職員初任者研修の知識は、仕事だけでなくこういう場面に困らないためにもとても役立ちます。
まずはぜひ、ユノモの無料説明会にお越し頂き、初任者研修について知って頂ければと思います。

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追記:介護職の立場として考えたとき、普段自分が当たり前に使っている言葉でも、ご家族様やご利用者様にできるだけわかりやすい表現を使うように気をつけないといけないことにも、あらためて気づかされました!

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この記事を書いた人

鈴木 奈津子先生

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